天然わんこ

モフモフわんこのなるのこと、虹の橋を渡ったてるのこと。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

ありがとう。また逢えるよね。 その2

1ヵ月が経とうとしていた頃から少しずつ、てるとの楽しかった思い出を話すようになった。
てるとは一緒にいるのが当たり前でどこに行くのも一緒だったから、どこに行っても思い出がある。
「ここでこんなことしてたっけ」とか「いつもここで遊んだな~」とか、時々は涙が出るけど、笑って話せることが多くなった。
わたしが泣くといつもてるは不安げな顔をしていた。
そんな時「てるごめんね、大丈夫だよ」と謝っていたんだ。
いつまでも泣いてばかりいるのは、てるが一番望まないことだと思った。


120128-2.jpg


たまたま横浜に用事ができて、途中で柏の葉公園の譲渡会に顔を出す機会ができた。
てるが亡くなって以来の犬との触れ合い。
あそこで久しぶりにモフモフさせてもらって思った。
二代目を迎えたからと言っててるへの想いが消えることはない、てるはてるであって、てるの代わりはどこにもいない。
そして、てるへの想いが溢れるほどでも二代目への愛情が半分になるわけではない。
どちらにも100%の愛情を注ぐことはできるんだ・・・と。


てるが大好きだった坊平で、ハクママさんに伝言したらしい。
「パパとママに伝えてください。
僕を失ったから、もう犬を飼えないなんて言わないで。
僕と暮らしたから、もう犬のいない生活は考えられないって言ってほしいんだ」って。
(よそいきにパパとママとか言ってるのが可笑しい)
嬉しくて泣きました。
てるがそう思っていてくれたらいいなと思っていたことだったから。


120128-1.jpg


時間の経過と共に、てるが亡くなった時の辛く悲しい気持ちより、その前の楽しい時間の方がずっと大きいんだと思えるようになった。
てるを亡くした悲しみは消えたり忘れたりするものではないし、決して忘れるはずもない。
ただ、悲しみに支配されていた心に春が来て、悲しみは心の片隅におさまったという感じ。
おさまったと思った悲しみはちょくちょく幅をきかせて、我がもの顔に振舞うこともあるけれど、そんな時はがまんしないで泣けばいい。


てるには沢山の幸せな時間と頑張る勇気とほんわかとした癒しをもらいました。
てると暮らした8年2ヵ月と1週間、沢山の思い出があります。
なので、いまは感謝の気持ちでいっぱいです。
てる、とーちゃんとかーちゃんのところへ来てくれてありがとう。
またいつか絶対に逢えるよね。



ここに来るまでの後悔や懺悔の気持ちや疑問や不安、わたしの心の葛藤に対するすべての答えが横田さんの本の中にはありました。
愛する者を喪った時の心身の変化について、人として当たり前のことだと書いてあり、救われた気持ちになりました。
これからだってしょっちゅうてるを思い出して泣くと思うし、後悔して心が痛くなることがあると思うけど、これは愛する者を喪った人が至る心境で、誰しもが通過する優しさへの道なのだそうです。
そう教えられて、心が軽くなりました。


てる、かーちゃんはもう大丈夫だよ。
心配しなくていいからね。



「ありがとう。また逢えるよね。」のまえがきを書いておきます。


.
「あの時~すればよかった」
「もっと早くに気付いていれば・・・」
「もっと~してあげればよかった」
この思いは愛する者を喪った後に人が抱く後悔というもので、辛く苦しいことでありますが、そこに愛がなければ抱くことのできないものです。
そしてそれは、あなたと愛する者との間に人と動物との垣根を超えた確かな愛があるということです。


まさか、これが別れになるとは思わぬがゆえに、「元気がないけどこれぐらい大丈夫だろう」、「忙しいから後でね」と日常の些細な事を優先してしまい、この時ほど時間を遡ってやり直すことができたらと思うことでしょう。
後で振り返ってみると、「そういえば・・・」と思い当たるようなことがあったのに、取り返しのつかないことをしてしまったと後悔の思いで胸が裂かれるように苦しまれたことでしょう。


ペットは人とは言葉が違うゆえに、あの子が本当は何を望んでいたのか、あの子がどうしたかったのか、私にどうしてほしかったのか、この時ほど言葉が理解できたらと切ない思いで胸が締め付けられたことはないでしょう。


ペットは人と姿が異なるために軽く扱われることがあり、愛するペットを喪う悲しみや辛さを人に理解されなかったり、自分にとってかけがいのない者であるのに扱いや応対がおろそかであったりして、この時ほど人の何気ない一言や行動に心を傷つけられ辛い思いをされたことはないでしょう。


がまんしないで涙していいのですよ。


あなたは、見た目の違いや言葉の違いという大きなものを乗り越えて、心と心で愛情を分かち合い、一緒に過ごすことで日々の幸せを育み、時には側にいるだけで支えられ、励まされ、助けられ、どんなにか心癒されたことでしょう。


あなたと出逢い、ペットたちは「一匹」から「ひとり」になったはずです。
名前をつけてもらい、「うちの家族」「うちの子」と言われるように、家族にとって、あなたにとって、かけがえのない者としていつも側にいてくれたことでしょう。


あなたをじっと見つめ、あなたの言葉に耳を澄まし、いつもあなたを喜んで出迎え、そしてつぶらな瞳で見送り、いつもあなたに関心を寄せてくれて、いつの間にかあなたにとっての大事な「ひとり」となり、一緒にいることが当たり前の素敵な間柄となって豊かな時間を共に過ごしてきたことでしょう。


そうして、お互いに垣根を超えた素敵な人生のパートナーになりましたよね。


それだけ大切な者を喪ったのですから、悲しいのも苦しいのも人として当たり前のことです。
ペットだから、動物だから、というような姿の違いには関係なく、悲しみは人の抱く気持ちですから、泣いても苦しんでもおかしなことではありません。
あなたとペットの間には確かな愛があり、恥ずべくことでも隠すべきことでもなく、誇らしいものであり素敵なものなのですから、素直なままに涙していいのですよ。


この悲しみは愛するものにしかできないもので、他の誰にも代わることはできません。
愛する者への涙は素敵なものです。
あなたに与えられた大切なものですから、いっぱい涙して少しずつ受け止めてください。


あなたに出逢うペットたちは、天から素敵な命の時間を授かって、あなたに逢うべく愛らしい姿を借りてやってきたのです。
「あなたに逢いたくて」
「あなたと一緒に暮らしたくて」
あなたと一緒に過ごした日々には時間では計れない豊かな幸せがあり、一緒に歩んできた人生は死によって否定されるものではありません。


ペットたちは、一緒に暮らしている時だってあなたの心を見透かしていたように、命の姿が変わり仏さまとなっては、あなたの思いをちゃんと分かってくれているのです。
そのままのあなたを愛して許してくれておりますし、今もあなたを思い見守ってくれているのですから、そんなに自分を責めないでください。
ペットが愛しているあなたをあなた自身が傷つけないでください。
私たちはみな、到らないこともりましょうし、過ちもありましょうから、そのような時には素直に「ごめんね」と謝りましょう。


ペットたちはあなたを悲しませるため、また苦しませるために亡くなつたわけではなく、あなたと一緒にいることが幸せであったから、命の尽きる時まで側にいてくれたのです。
あなたと生涯を添い遂げたのですよ。
ですから、先立ったペットたちに贈る言葉としては、「ごめんね」よりも「ありがとう」の方がお似合いです。
あなたにも「ありがとう」と言っているはずですよ。


あなたにとってかけがいのない者の命はこの世から消えたわけではありません。
目には見えない姿となって、いつもあなたの心の中で一緒に人生を歩んでいます。
ペットたちの命は思いある者に受け継がれ、あなたとなって共に生きています。


心の目で見るとわかることかもしれません。



横田さんのサイトです。

ペット霊園 ソウルメイト





| てるの思い出 | 20:02 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

私がブログを始めたきっかけは、やまとを亡くしたことでした。ずーっと後悔ばかりで自分を責めることしかできなかった。毎日泣いてばかり、本当にどん底状態だった。

でも私には残った子のために前に進まなければならなかった。
懺悔のつもりでやまとのことを書き残そうと思った。
最初はごめんねしか言えなかったけど、思い出を綴っていくうちに、やまとに巡り会えたことや、一緒に暮らしたことに
感謝できるようになりました。
この著者の方と同じ気持ちです。ステキな本と出合えましたね。

あの日から6年経ちましたが、いまだにドバーッて泣くことがあります。
「ありがとう、また逢えるよね。」そんな気持ちで毎日生きてます。

| ラッキー&ゆず | 2012/01/29 20:04 | URL | ≫ EDIT

てる君のこと、たくさんたくさん話して、書いてください。
てる君との物語はつづきます。
いつも、こころのなかにいるんだものね。

それから、嬉しいお知らせです。
てる君に似たフィービーちゃんが無事4匹の子犬を出産しました。
保護されたときは痩せすぎていたうえに、
胎児が大きく育ちそうだったので、心配したそうですが、
3時間で無事4匹産み終え、
ちゃ~~んと赤ちゃんたちの世話もしているそうです。

どうやったら写真を送れるのかなあ。
もしかすると、以前に紹介した預かりボランティアさんの
ブログに載るかもしれません。
みんなバラエティに富んでるの。

てる君、フィービーちゃんと赤ちゃんたちも見守っていてね。

| ハクママ | 2012/01/30 10:30 | URL | ≫ EDIT

追伸

預かりボランティアさんのブログに写真が載ってました!

http://karibosu.blog87.fc2.com/

| ハクママ | 2012/01/30 10:46 | URL | ≫ EDIT

★ラッキー&ゆずさんへ

やまと、もう6年経つのか・・・早いよね。
一度しか会ってない私でもとても印象に残ってる子だから、
ラッキー&ゆずさんはどんなにショックだったことか・・・。
たま~にとーちゃんとそんな話をします。
「私がついてるから大丈夫」っていうメール、ほんとに嬉しくてさ。
すごく辛い時期だったけど、私は幸せだと思ったんだよ。
残された者は生きて行かないとならないから、前に進むしかないんだよね。
だから泣いてばかりいられないんだものね。
時にはドバーッと泣いても、また逢える日まで頑張らなくちゃ!

| あひる | 2012/01/30 15:31 | URL | ≫ EDIT

★ハクママさんへ

嬉しいお知らせ、ありがとう。
フィービーちゃん、無事出産できてほっとしました。
あんな小さな身体で、しっかりお母さんをしている姿は感動ですね。
思わずにんまりしてしまいました。
これからどんな子に育っていくのか、また楽しみです。

てるのこと、時々は書いて行きたいと思います。
いつもありがとう。

| あひる | 2012/01/30 15:36 | URL | ≫ EDIT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://teruncho.blog56.fc2.com/tb.php/992-99ccb5de

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT